ご利用者の声
2018年05月07日
最初、再就職活動は孤独と不安だらけでした。
最初、再就職活動は孤独と不安だらけでした。30~40代の再就職に関する本を読み、ハローワークに行き、それで
も何から始めたらよいか分からず一歩を踏み出すことができずに時間だけが過ぎていきました。このことがさらに
不安を深め、「このまま自分はどうなってしまうのだろう...」と夜も眠れず、外出さえ億劫になり今考えれば人生最大
のピンチに陥っていました。そんなとき、東京しごとセンターミドルコーナーのことを偶然知り、あまり期待もせず
に訪れたのです。最初のカウンセリングのとき、アドバイザーさんから「一緒にがんばりましょう!」と言われ、背
中をやさしく押されたような気持ちになったのを今でも昨日のことのように思い出します。それから2週間、求職活
動支援セミナーやキャリアデザインなどの研修を受講すると同時に、「キャリアの棚卸」に取り組みました。これらは
自宅に籠りがちな生活に外出のきっかけを与えてくれるとともに、人に自分のことを説明し、また逆に人の人生に触
れることで、自分の人生を肯定的に振り返る良いきっかけとなりました。ある研修では同じ受講生から「もっと自信
を持ってください」と言われ、うれしくて涙が出そうになりました。そしてこれらの作業を経て、履歴書と職務経歴
書の基本パターンを完成させることができました。アドバイザーさんに見ていただき修正点をご指摘いただいたことも、
自信を持って求職活動のスタート地点に立つことにつながりました。
しかし、最初はなかなか書類選考を通ることができませんでした。不採用通知を受け取るたびに、求職活動前の不安が
心をよぎり、逃げだしたくなる気持ちになりました。そのようなときに、合同面接会への参加をアドバイザーさんから
いただいたのです。自分を気にかけて応援してくれている人がいるということが、挑戦し続けることを躊躇し始め、挑
戦しない理由ばかりを考えている自分の背中をまた押してくれたのです。
内定をいただいたとき、私の不安な気持ちに寄り添っていただいたことの感謝をアドバイザーさんに伝えると、私の「
何でも挑戦しようとする姿勢」をほめていただきました。この歳で人からほめられることなど滅多にないので、本当に
うれしかったです。もし、私がこれから求職活動を始める方にアドバイスできることがあるとすれば、不安に押しつぶ
されそうになった時、ぜひ人に助けてもらってください。それはアドバイザーさんであったり、研修で知り合った人で
あったり、家族であったり。そして、元気になったらまた挑戦をしてみてください。その前向きな姿勢が面接できっと
伝わり、内定につながると思います。